2020年1月20日月曜日

美術に生きる

久久振りで美術に関する話を、わたしからすれば随分と若い美大卒の女性と長い時間にわたって談話できたことの喜びと、手が届く目の前に存在した、これから美術で生きていこうとしている一人の女性との出会をブログに示したかった。
なかなか自分のような無名の、まして高齢者の絵描きの相手をしてくれる若い人は地方では稀でいなかったが、先日のモデルさんといい、一週間前くらいに某ギャラリーで知り合いになり、お会いしたのは二度目なのだが。モデルになってくれた方はアートとはほとんど無関係の仕事の人であったから話の内容も、美術の話は私の一方通行のようで、まあ世間話といったぐあいでした。
この度の若きアーチスト、リカちゃんはまだまだこれから可能性を秘めた、ある意味では美術の生き方を模索中の人のように思いました。(まるですべて世間を理解しているようなふりをしてる若者ではなく、さまざまな現代の情報の怖さに気が付いている人でした)兎に角わたしが夢中になって話すこと、それを聞いてくれた。もちろんわかってくれたなどとは思っていないが、会話になったのは何かがつたわったな~という感じがした。
家族や身内の人ならともかく、自分の子供ような年齢の他者である女性と会話が繋がったという実感は、ともに美術を生きるという意味で貴重な今頃が立ち現れたような、一種のエラン・ビタール(生命の跳躍)だと思った。

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