2019年12月18日水曜日

あした

新たな水墨へ

わたしの水墨による写実画

麻紙と水墨、ただそれだけで描く
他の一切の画材は使わない。


アルバイトは辞めた。

これほど集中して描きたいと思ったのは初めてのような気がする。
家内は、怒っている、子供も怒っている、、、、でもこの度は何か宿命を感じているので申し訳ないけれど、兎に角一時やらせてもらいたいという思いである。
この先、生活のこと住む家のこと、考えなくてはならない事はもちろんあるけれど、それらに対して絵を描くことが何になるといった答えはもちろん無いのだが。なんとかなりぞうだという気まぐれな直感だけはある。

やっと最近になって水墨は「裏切らない」という今は亡き水墨画家の素敵な先生の言葉がわかったような気がする。それは、思うようにならないという水墨のことだろう。思うようになっているという程度の画家の思考は実は誤診であり、思うようにならないことを信じることこそ、水墨の真髄ではないかと。それが「裏切らない」とうことかと。

自分の美意識だけを頼りに、あしたを想う。

本物を描く。
本物とは、エセーなリアリズムではないだろうか。