2020年3月19日木曜日

写実墨水画

よく絵に心が現れるなどといいますが、その心とは全く実体のない、その絵を観る人が知覚経験した妄想のようなものではなかろうかと思うのです。(それでもいいのですが)
しかし心のこもった絵がどのようなものなのか自分には理解し難い問題なのです。
わたしの墨水画はそのようなわけもわからない心(エゴころ)とかをできるだけ剥ぎ取っていったところからの「立ち現れ」を墨水画の中に見ていただきたいと願っています。

兎に角、わたしには技術(テクニック)が頼りなのです。
三十号、二十号の作品を描いてから(しばらく腱鞘炎になりシップしてましたが)墨水画の技術が進歩したように感じます。まずは、描くスピードが速くなったこと、墨色の黒の限界が読めてきたことなどがいえます。
下記の色紙に描いた墨水画ですが、以前ならゆうに三週間はかかっただろうが十日間ほどで描き終わりました。


墨水画

墨・水・色紙

由三蔵





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