2019年8月4日日曜日

何なんだろう!

なんとも寂しく悲しい出来事だ。

個展のお手伝いをしていただくことになっていた人(すでに会場も見てもらい良いアイデアがあれば、、と)お手伝いされる方が映像関係の美術を学び何やら研究していると、詳しいことは分らないけれど、ならば水墨の制作現場を撮影してもらおうと思った。何か素敵な映像の共同のインスタレーションができるのではなかろうか、と。そして打ち合わせ等の予定の日の前日の夜九時十五分に、その助っ人の母親から電話があり、わたしの子供のお手伝いは止めさせたいと、就活もあるしと、、、心の中で、ええええええええ何なの、と思ったが、(自分の中にそのような感覚の気配がなかったわけではなかった)直観でその申し入れに黙って応じた。
母親の管理下の中でアートをするのも大変に違いない。といよりもっとそれ以前のこと、の理解に苦しむ、その親子とわたしの関係?いやそれだけではないのかもしれない。

本当に他者と関係していくのは大変だが、かといって他者なしで世界が成るわけでもない、もちろん自分の落ち度も色々あるだろうが、、、、兎に角、本人からのメッセージを待っている。
いま、柄谷行人さんの「漱石論集成」というのを読んでいるが、自己と他者の関係の複雑さ、そして自然と社会、内側から見た生、意識と無意識、まあ答えが出るような問題ではないとしても、大人になった子供を母親が管理する世の中、自由とは何だろうか?

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