2020年2月13日木曜日

導調

美がどのようなものであるか、言葉にすることはむずかしい。

けれど、いままで幾度もわたしの目の前に現れていることはたしかで、それは内心の苦しみを和らげ、信じることの何かへ導いてきた調べである。
そこから、いつもまた新たな探求が始まる。

そのモチーフ(導調)が立ち現れてきたら、できる限り精神を停止させる。
休むことのできない働き続ける身体は、なるべきように生る。


写実的墨水画を描くという方法論はそのようなものですが、現在活躍している若い驚異的リアリズム絵画の画家たちに同調できるとろもあるけれど(雑誌や画集を読んでの限りですが)描くという身体的な行為を語る人のないこと、時間をかけて調査、取材、絵画の歴史からとか、あるいは光学を語るのもいいけれど、日常のあたりまえの感覚を哲学することも重要ではないかと。
ここ数か月、描き続けたせいか、親指の付け根に痛みがるけれど、その痛みは誰にもわからない、、、、。という当たり前のことですかね。



墨水画  20号

 「まゆ」


顔をズームアップしました。
微妙な表情を表現することが難しかった、、。






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