2017年5月14日日曜日

花の絵が描けました

美の周辺を彷徨いながら何かを認識したかと思うも、これまた新たな変化がおとずれ、そしてまた改めて・・・
といった具合に非連続の繰り返しの日々がつづいている。
今・・・
「おのずから」と「みずから」のあわいで
「やまと言葉で哲学する」竹内整一 著 の本を読んでいる。
今現在まで培ってきた自分の思考に大きな誤りがあったことに薄々気がつき始めている。
いや思考というより、西洋の近代文明にまったり染まった意識といったほうがいいかもしれない。
しかし自分自身の精神の深いところにある「遠い遠い祖先からの遺伝的記憶」といったようなものが
ちらちらと意識に上がりはじめて来たようなのだ。
これれは新しいというより元々自分の身体の中にあったものであから分かって来たのだろう。
新「あらた」というのは過去を改めて辿ったところに見えてくるともいわれるている。
そういった新に触れた時に感じるのが「わくわく感」なのかとも思った。
近年になって西洋の科学者や哲学者が気がつき始めた、がなかなかたどりつけない感覚。
日本的情緒(美意識)の大切さを本気で考えなくてはならない。
それらがいかに素晴らしいものなのかをこの本は問いただしてくる。
水墨というリアリズムが私の中でより信じることのできるものとなってきた。
水墨画の小川先生が以前お会いした時に云っていた「水墨は裏切らない」とはそういくことなのかな。
と自分なりに理解した。
裏切られても、たとえ間違っていても、それが悪だとしても信じられるもの・・
それが自然(じねん)というものだと・・・仏教の何かに有った気がする。
そしてまた、しかしだが。もっと軽い言葉で美の周辺をブログが書けないものかと・・・。^^!




銀華

水墨

由三蔵





はじめて花の画が描けました

みずからが描いたものですが
おのずからのあわいであるようです



 

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